ヒゲクジラの特徴
ヒゲクジラの特徴をミンククジラを例にみてみましょう。
クジラヒゲがある
上のあごに「クジラヒゲ」とよばれる三角形の板状の器官が、左右それぞれ100枚単位で列をつくって生えています。

オキアミなどの動物プランクトンを食べる
クジラヒゲをフィルターのようにして使い、海水や泥からエサ生物だけをこしとって食べています。

噴気孔(鼻の孔)は2つ
頭の上にハの字型に2つの鼻の孔が開いています。

長距離の季節性回遊を行う種類が多い
ヒゲクジラの多くは、南半球と北半球それぞれの春から夏にかけてエサ生物を食べるため寒い海に、秋から冬にかけて子どもを産み育てるため暖かい海に、すむ場所を変える「回遊」を行います。